ごあいさつ
この度の東日本大震災におきましては、お亡くなりになられた方々へ謹んで哀悼の意を表しますとともに、災害に遭われました皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧・復興をご祈念申し上げます。
さて、東日本大震災では、巨大地震と大津波、そして更に原発事故という複合災害が被災地に襲いかかり、その被災地域も岩手、宮城、福島、茨城各県と、驚くほど広範囲に亘り、多くの尊い命や地域社会そのものを奪い去り、経済的にも甚大な被害がもたらされました。この戦後最大の惨禍と言える厳しい現実に、すべての言葉を失い、「なぜ東北地方が」と言う、この世の不条理を感じずにはおれません。
また、これらの地域は農業・漁業だけでなく、自動車などの電子部品の生産や、エネルギー供給の拠点として、日本経済の重要な核であり、この壊滅的打撃によるサプライチェーンの分断や電力不足などの影響は、首都東京をはじめ日本全体にまで波及し、放射能事故は、これまで築き上げてきた日本のブランドの国際的信用すら危うくしております。正に厳しい国難に、我が国は直面していると言えます。
このような時を踏まえ、生かされている私達は、大自然の猛威による無力感から一刻も早く立ち上がり、亡くなられた方々の分まで、明日の日本を信じ、力強く歩んでいかねばなりません。そして地震多発国家であり、海に囲まれている海洋国家として、宿命とも言える今回の災害を今後の教訓として、復興にあたっていかねばなりません。それは単に震災前に戻すのではなく、「新生」という観点を持って、新しい日本の出発点にしていくことであります。その為にこれからも、全国民による総力体制を維持し、国は歴史的意識を持って、国家観のある長期的、総合的な計画を策定し、力強い日本の姿を世界へ示していくことが重要であります。
これまでに東京都は、震災発生後直ちに対策本部を立ち上げ、刻々と変化する被害状況の把握を行い、迅速に都内の帰宅困難者への対応や、都民の安全の確保、そして都民の足の復旧に努め、計画停電や放射能への対応など都民生活を守る決意で全庁あげて取り組んで参りました。また被災地のためにどこよりも早く、警視庁、東京消防庁をはじめとした職員の緊急派遣を行い、現地での人的・物的支援や、都内での避難所の設置などを積極的に行い、わが党からの緊急要望を踏まえ、被災者の皆様の救済と早期復旧、復興にあたって参りました。
今後も都政において、動きの遅い国に先駆け、あらゆる面で積極的に被災地支援を行うとともに、自助、共助の精神を柱として、自立した新しい都民生活を模索し、災害に強い高度防災都市づくりを推進していくことが、首都東京の使命であると考えます。
復興には多くの時間と財源が必要となりますが、新しい日本の出発点とするには、今こそ、政治全体が党派を超えて、私心を捨てこの国難に向かっていくべき時であります。子供達の世代に負担を残すことなく、夢と希望の持てるような日本を継承していけるよう、これからも東京から日本を変えていく気概を持って、全力で取り組んで参ります。
東京都議会議員 鈴木章浩
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| 2011.6.2 岩手県陸前高田市にて | |
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| 地域の子供たちのために! | |








